【社員インタビュー】勤続50年近くのレジェンド2人に聞く、会社のこれまでとこれから

【社員インタビュー】勤続50年近くのレジェンド2人に聞く、会社のこれまでとこれから

社員インタビューでは、弊社の社員に話を聞いていきます。今回は、社員歴50年近くになる、大ベテランの70代、GさんとKさんに、若い頃の思い出から現在の会社に思うことまで、聞いてみました。

 

 

-入社したころの様子を教えてください

Kさん「会社の設立が1965年で、Gさんが1976年入社、私が半年ほど遅れて1977年入社です。設計者募集という新聞の求人欄を見て、面接に行ったんですよね」

 

Gさん「私たちが入った頃は会社も設立して10年ほどでした。まだワンフロアの、設計だけの会社でね。そこで10人くらいで働いていました」

 

 

-若い頃の話で、印象に残っていることはありますか

Kさん「若い頃は2代目社長のもとで、しっかり鍛えてもらったという思いがあります。現在の社長が4代目になるんですが、私たちは2代目社長の期間が一番長かったです。その頃はまだ会社も小さくて、お客様ごとに担当が1から10まですべてに関わるという働き方。“経営者の立場でものを考えて、しっかり利益が出せるように動け”という方針でした」

 

Gさん「技術職だから設計だけしてあとは知らん顔、というわけにはいかなくて、“仕事を受けた以上はきちんと最後までやり遂げる”という責任感をしっかりと植え付けてもらいました。そのおかげで胃が痛くなるような日もあったけれど、達成できたときの喜びは大きかったです。皆で頑張って、社員旅行で一緒に楽しんで。20周年の時にはハワイにも行きました。充実感がありましたね」

 

 

-仕事の魅力はどんなところに感じてきましたか

Gさん「我々は設計が仕事の中心なので、やはり自分の設計がピッタリだった!と感じた瞬間の喜びは大きいです。会社が徐々に大きくなって、設計だけだったのが製造、組み上げまで社内でできるようになり、完成して動くところまで見られるようになったのは、とても嬉しいことでした」

 

Kさん「ただ、大きくなっていく中で、やはり分業化が進んでいきます。以前は自分がはじめから終わりまで関わっていたことが、専門性を高めて狭く深くということにもなりがち。これからの人たちが、そこでどう仕事の喜びを見つけていくかというところは、一つ大切なところかなと思います」

 

Gさん「新しい分野の仕事もだんだん増えてきましたしね。新しいことに取り組むのは、苦労も多いけど面白味も大きい。失敗は成功のもとと考え、あきらめずに試行錯誤していって欲しいです。私たちも今、新しくできた“調達チーム”で、また新たな仕事に挑戦しているんですよ」

 

Kさん「社内には設計図や実際に組みあがった機械などがあるので、そうしたものを自分の目でしっかり見るのも大切。また、私たちもいるので、分からないことは訊いてもらえたらと思っています」

 

 

-この先も大切にしてほしい「技研イズム」はありますか

Gさん「“やってみる精神”ですね。ここは自由度の高い会社だと思います。やろうと思えば何でもできる。その環境を十二分に使えば、技術職としてワクワクするような挑戦がいくつもできますよ」

 

Kさん「昔から、技研システックに頼めば、難題も何とか解決策を見つけてくれると思われてきました。そこにはやはり、0から1を何とか生み出してやろうという気持ちがあったから。そういうマインドは大切にしてほしいですね。

また、会社である以上、今も昔も“生存競争”の中にいます。会社として生き残っていくために、自分を磨くことを常に意識して仕事に励んでもらいたいと思います」

 

-ありがとうございました


弊社のレジェンドといえる、GさんとKさん。インタビューでも「60歳をすぎて、3D設計を覚えた」と話してくださったように、常に前向きに学ぶ姿勢が素晴らしく、それを若い世代にも伝えていきたいなと思います。会社としては、ざっくばらんに年代を超えて話せる機会を、これまで以上に増やしていきたいと感じるインタビューでした。(ホームページ担当/後藤)


その他の社員インタビューは、以下リンクからご覧いただけます。

https://www.gikensystec.co.jp/news/Interview