【社員インタビュー】中堅社員3人集合!「VISION2030」を柱に、企業文化をどう創る?

【社員インタビュー】中堅社員3人集合!「VISION2030」を柱に、企業文化をどう創る?

社員インタビューでは、弊社の社員に話を聞いていきます。今回は、技術部設計開発課の3人です。課長で社歴20年のGと10年目のI、3年目のS。7月に社長の後藤が開催した「会社方針説明会」から1ヶ月、中心を担っていくべき3人に、彼らのVISIONを聞いてみました。

 

 

-社長の「VISION2030」を訊いて、率直にどんな風に感じましたか。

 

Gさん 技研システックの事業内容の方向性について、「高難度な ロボット自働化生産設備づくり」と「レーザー設備づくり」を軸として成長させていくという点に共感しました。普段から自分もレーザーの仕事を中心に携わっているので、背中を押してもらったような気にもなりました。

 

Iさん 今はロボット自動化溶接ラインの事業が売上の多くを占めていて、しかもとても忙しいので、2030年にそこに高難度なロボットやレーザーの事業が加わっているかと考えると、なかなかイメージが追い付きませんが、方向性は同意です。

 

Sさん 僕は技研システックが今までロボット溶接で培ってきたものは大きな財産だと思うので、それを最大限生かしながら、高度なロボットもレーザーも頑張っていくという形にしていきたいなと感じました。

 

 

-仕事の仕方について、「自ら提案できる力をもち、付加価値を上げていけるようになること」を社長は求めていましたよね。そこはどうですか?  


Iさん 必要なことだと思います。言われたことだけをやるのではなく、+αを感じていただけてこそ、気持ちよく対価を払っていただける信頼関係がもてると思います。今もその意識はもって、何かを依頼されたときにそのまま受け取るだけでなく、「目的をきちんと聞いてみる」「対案も出してみる」などを心がけています。

 

Gさん これまで中心としてきた溶接事業は、蓄積もあるので「ある程度のレベルでできる」という見込みが立ちます。それに比べて、高難度なロボット組付けやレーザーの世界ではそうはいきません。自分たちも0から、お客様も0から。どんなことができるのかを考えるところからなので大変ですが、考えて価値を作っていくという面白さはあります。また、今は新しい技術もすぐに一般化し、さらに新しいものが出て、古くなっていきます。しっかりとアンテナを張って、時代の変化とニーズをキャッチしていかねばと思っています。

 

Sさん 僕は今、出向中で、いろんな企業の人と話す機会があって勉強になるのですが、営業の人たちの「前のめりな姿勢」はぜひ見習っていきたいなと。何をしたいかも分からないようなぼんやりした話の中からでも、相手が求めるものを探って、一緒に形にしていってしまうような“グイグイ行く感じ”、取り入れたいですよね。

 

Gさん あとは、情報発信力を上げていくことも大切。はじめは「技研システック」という名前から、どんな会社なのかがピンとこなかったというお客様も多いんですよ。これから注力する事業に合わせて「技研システックといえば、高難度なロボットの自働化やレーザー設備作りの会社」と言ってもらえるように、情報発信もしていきたいですね。そうすることで、はじめから価値を感じて相談に来てくださる企業が増えると思います。

 

 

-社長が「中心となって企業文化を再構築していって欲しい」と話していたのは、皆さんの年代。これからどんな企業文化をつくっていきたいですか。

 

Iさん 社長が僕らに託そうとしてくれるのは、ちょうど僕らの上の年代が少し空いているということがあると思います。今、40代後半から50代前半の社員が 少ないんですよね。これはピンチなことでもあるし、逆に大きく変わるチャンスでもあります。僕はせっかく会社に属しているんだから、力を掛け合わせて1人1人の力を単純に足す以上のアウトプットが出せるような会社になれたらと思っています。

 

Gさん 僕は「横につながるコミュニケーション」を大切にしたいですね。僕らは上の世代から「背中を見て育て」という価値観で育ててもらい、それも良かったのですが、今は時代が変わってきました。僕は今、課長というポジションですが、若い子たちとは手をつないで成長していきたいと考えています。例えば今でも、立場的には部下であるIさんを叱ることもあれば、逆にIさんに叱られて学ぶこともあります。

 

Sさん 適材適所でそれぞれが活躍でき、かつ上手に助け合えるような組織になると強いなと思います。技術者が多い会社だからか、わりと黙々と仕事をして、対人関係は苦手という人も多いんですよね。僕は話をするのが好きなので、伝えるのが苦手な人たちの間で、潤滑油になれたらなと思います。

 

Gさん 設計者って昔から「知っていて当然」という雰囲気があるんですよね。困った時も自分で何とか解決すべきと留まってしまって、なかなかSOSが出しづらいのが現状。なので僕は最近、「困ってそうだな」というのを見つけたら、関係者を会議室に集めて、たとえ30分でもミーティングをする、ということをしています。

 

Iさん 僕も心掛けていることがあって、「人の仕事に首を突っ込む」ようにしています。自分もすごく困った時に助けてもらってありがたかった、ということもあって。本当に大変になってから「助けて」と言われる前に、ちょっと困ったくらいの時に手が差し伸べられれば、企業としても効率よく仕事が運びますし。

 

 

-最後に、それぞれのスタンスとして、会社とどう付き合っていけたら幸せだと感じるか、それも大事なことなので教えてもらえますか。

 

Sさん 長く勤めるためには、楽しくないとやっていけないですよね。だからこそ、仕事内容も大切だけど、「誰と働くか」を大事に考えたい。一緒に働いて楽しい人と、仕事をしていきたいですね。

 

Gさん 人生で何より大切にしているのは「笑って過ごすこと」。プライベートも仕事も、楽しい人付き合いをしていきたいです。

 

Iさん 僕も「笑顔でいること」が大切ですね。こんなことを言うと怒られちゃうかもですが、モーレツに働きたいとは思わないんです。そうしなくて良いように、知恵を絞って結果を出していきたいし、会社もそういう方向になっていくといいなと思っています。

 

-ありがとうございました。  

彼らだからこそのつながり方や成果の出し方をよく考え、言葉に出してくれて、とても頼もしい3人だなと感じました。笑顔で、楽しく、そして効率よく仕事をしていけるように自分たちの頭を使って考えるという姿勢には共感! 改善案が生まれるのも、そうしたところからだと思います。これから、彼らとともに会社を成長させていくのが楽しみです!(ホームページ担当/後藤)


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