9月20日に全社一斉防災避難訓練を実施しました

9月20日に全社一斉防災避難訓練を実施しました

9月と言えば、9月1日の防災の日から始まる月です。当社でも、9月20日に「全社一斉防災避難訓練」を実施しました。


南海トラフ地震による大地震が就業中に発生したという事態を想定し、「まずは自分の身を守る」「当社一時避難場所となっている駐車場に避難する」「点呼を行い安否を確認する」という初動対応を練習しました。いわゆる避難訓練です。


そして、今年の防災訓練は、単なる初動対応の練習に留まらず、『座学スタイルの防災学習会』も組み合わせております。


・避難訓練時、避難ルートを通ってみたところ、実際に大地震が起きたら危険だと思う箇所はありましたか?

・技研システックの「BCP(事業継続計画)」を知っていますか?

・ハザードマップを見たことがありますか?


などを、防災士の方を講師としてお招きし、社員に語りかけていただきました。


BCP(事業継続計画)とは、大地震や洪水等の災害発生後、1日でも早い事業再開のために、事前に自社に起こるであろうリスクを想定し、それに基づいて対策を計画したものです。当社も数年前にBCPを策定しておりますが、項目が多く、社員が読んで自分事にするのは難しかったため、今回の訓練前にわかりやすくまとめ直したものを配布し、社員に共有しました。


事業継続にとって最も大切なリソースは人材です。


当社のBCP基本方針は


・従業員と家族を守ります

・被災後も速やかに復旧できるように体制を整えお客様の信頼を守ります

・雇用を守ります


という3点です。


今回の訓練で、BCP基本方針をまずは社員に知らせることから始めました。講師の防災士の方からも、『BCPは作って終わりではない、PDCAを繰り返してブラッシュアップをしていくことが大切である』というメッセージも伝えていただき、当社が社員にとって安全・安心な場所になるように、社員一丸となって、今後も災害対策を検討していきたいと思っております。


勉強会の中で、各自ハザードマップで自宅周辺のリスクを確認してもらいました。その時間は驚きや安堵の声が出るなど、一定の盛り上がりを見せておりました。学習会終了後、一部の社員が講師の方に自宅の備えに関する質問をするなど、社員の安全とは社員の家族や社員の自宅の安全とイコールだと、改めて感じました。次回の防災訓練では、自宅の安全をテーマに行うのも良いなと考えております。


引き続き災害対策強化に努め、社員やそのご家族を守り、そしてお取引先様に安心してご依頼をいただける会社づくりに尽力してまいります。


※今回の防災学習会は、株式会社じぶんごと・防災士の青木和美さんにお願いしました。